学会!学会!

やっとホテルに着いて学会の登録を済ませてロビーに行きました。学会の場所に行く前に数分そこで座ってリラックスすることにしました。そうしていると懐かしい声が私の名前を呼んだので見上げるとスーダン人の友人のアイメンがいました。アイメンと私は同じ博士課程で勉強していて、今までもああでもない、こうでもない、と話し合ってきた仲間で、会えて嬉しかったです。
この日の朝、私はサナーシスのアパートの近くのパン屋でアイメンのためにクッキーやパンを買っておいたので、一緒にロビーで食べました。私たちは自分たちの貧乏振りに自信があるので、恥じも感じずに無料の水を注文してパンとクッキーを食べました。それから学会について話したり、普段からよく話すアイデンティティーについて話したり、それまでに会ったギリシャ人との経験について話しました。

アイメンはこの日、発表する予定だったので、準備して部屋に行ったんですが、学会の主催者が次の日に移してほしいと頼んできたので了解しました。それは結局、中国人の教授グループが2日目じゃなくて1日目に発表したいと言ったからなんです。で、この中国人の教授グループっていうのが他の人が研究発表をしている最中に後ろの席で自分たちの発表の準備をして、ずっとヒス・ヒス・ヒスススススススススって聞こえて邪魔でした。だから、皆、振り向いて、静かにするように合図を送ったんですが、そ合図に気づかなかったようです。他の人の発表を邪魔するなんて、学者としてあるまじき行為だと思うし、特にアイメンの時間を割いてしまったのもムカァっと来ました。