アクロポリスへの道中


電車に揺られてアクロポリスまで行きました。近代的なギリシャの街中で「アルファ銀行」という名前の銀行を見つけました。かわいいと思ったので、写真を撮っておきました。その近代的な場所から少し行くと突然ちょっと古めな感じの場所に出ました。そこにはギリシャのオーソドックス教会があってその後ろにオットーマン帝国の名残りのトルコ風呂があって、そのまた先には高〜い丘があってその上に何やら茶色いものが乗っかってました。お、あれがアクロポリスの遺跡じゃありませぬか!
その丘を登り始める前に、イチゴやチェリーを売っている屋台(?)のおじさんを見つけました。買う前に一つ試してみたかったから、ナディアに聞いてもらったところ、ケチ(だと私は思う)おじさんは一つだけならいいと言ったので私が代表して一個食べてみました。本当に甘かったので、1キロを2ユーロで買いました。おいしいよ!
でやっと丘を登り始めました。あんまり急な坂ではなかったんだけど、ひざの手術をしたばかりなので私にはちょっときつかったです。サナーシスとナディアがハリスという友達を呼ぼう、と言い出したので、ちょっとからかってみようということになり、私が代わりに電話してカフェで会おうと言っておどろかせました。私はそこで初めてフラッぺというものを飲んでみました。とっても気に入ったので普通のネスカフェとかのインスタント・コーヒーでの作り方を教えてもらいました。そこで長〜いこと喋って楽しみました。皆が言うにはシエスタという(リラックスするための)時間というのがギリシャではとっても大切で、カフェを急いで出るということはしないらしいですよ。
丘の頂上まで行こうと歩き出しました。段がいちいちでっかいので、私には「いて、いて、いてててて」と叫ぶことが多かった…。サナーシスが冗談たっぷりに「古代のギリシャ人は背が高かったんだよ。足はちっちゃかったけどね。」と言いました。なるほど、と思っちゃいました。だって、奥行きは殆どないのに高さだけはすごく高い階段なんだから…。いつも冗談を言い合って、楽しかったですよ!